結婚相談所を利用したのは、かなり前のことです。
私が32歳のときになるので、もう10年以上も前になります。
そのときには、普段出会うことができないような人との出会いがあったりして、悪くはなかったとは思っています。
それでも将来的につながるようなことがなかったのは残念でした。
これも私のほうがあまり先を考えて付き合いができる男性がいると思えなかったからなのです。
かなりたくさんの方と会うことができました。
愛知県に住んでいるのですが、それでも横浜や大阪からもきてくれるような男性もいました。
また県内で何度か会ったりした人もいました。
横浜から来てくれた人というのは、建築士で事務所勤務の方だったのですが、とても個性が強いので、一度お会いするだけでした。
何か強いこだわりがあるように感じられて、一緒に話をしているだけでも疲れてしまったのです。
大阪の方は工業系の会社で営業の仕事をしている人でした。
悪い方ではなかったのですが、年齢が13歳も年上でジェネレーションギャップがあったのです。
話をしていても私には理解できないことが多かったのです。
そして近場の県内の方でも話ができる方とそうでない方の両方がいました。
お一人はとても穏やかで物静かな方で、車関係の工場で研究開発の仕事に携わっていました。
長島のほうまでドライブに行くこともありましたが、自然に二人の関係は消滅してしまったのです。
お互いに煮え切らないような部分もあったのだと思います。
そしてもう一人の方は、地方公務員で県の土木事務所に勤務されている方でした。
女性に慣れていない雰囲気で、話が噛み合わずに次回に会いたいという気持ちになることができなかったのです。
こうして、複数の方々ともお会いする機会があったのですが、私には決定的な出会いはなかったのです。
残念には残念でしたが、相談所というのがどのようなところであるのかということを感じ取ることができたのは良かったと思っています。

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