昔、結婚相談所に行ったことがあります。
きっかけとしては、当時美容院で見た雑誌に宣伝が出ていたからです。
とても良い出会いが期待できるような感じであって、興味を持ったので相談に行ってみたのです。
ちょうど25歳のときでした。
短大を卒業して働いていたものの、正社員でもなく、結婚をしたほうが人生が楽になるのではないかという気持ちがありました。
だからといって、お金のある人との結婚をするには出会いがないと思ったのです。
そこで年収が高く、学歴もよい、そして見た目にも素敵な男性を求めて、相談に行ったのです。
なんの知識もなく行ったので、高額の費用が掛かることを知りませんでした。
かかっても数万円程度だと思っていたのです。
まだ若かったこともあって、その費用が高いことを知って、やはり入会をするのは無理だと感じました。
相談所の人は分割で支払いをする人が多いということも言っていたのですが、まだ若いのでお金をこれだけかけてまで相談所に入る意味がないと思ったのです。
結局、一通りの話を聞いてから帰宅をしました。
その後も相談所に頼ることもなく、友達の合コンや出会いのパーティなどを経験しながら、27歳の時に同僚の同級生と食事をする機会があって、その人と結婚を前提に付き合うことにしたのです。
それから10年以上が経ちますが、彼と結婚をして子供が二人、幸せな家庭を築くことができています。
転勤をしながらも今は大阪に住んでいますが、いろいろなことが新鮮であり、楽しい毎日です。
あの時に結婚相談所に入会をしていたら、どうなっていたのかと想像することもあるのですが、今の自分がいるというのはその時に入会をしなかったからで、良かったのではないかと思ったりすることが多いです。
人生というのはいつどのように変わっていくのかということもわからないものです。
運命的な出会いというのもあるのだと思いながらも、それがあればラッキーだと感じる毎日です。

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