これは6年ほど前のことでしょうか。
ちょうど40歳になる前の月に思い立ったように結婚相談所に駆け込みました。
今まではそれほど焦りもなかったのですが、この時だけはどうしたことか、結婚をしたいという気持ちになったのです。
一人で仕事をして帰ってきてからご飯を食べるという生活はとてもむなしいものがあって、忙しい時にはいいのですが、そうでないときには寂しさがこみあげてくることがありました。
年を重ねることは止めることができないことなので、今の自分を見てくれる相手を探したいという気持ちになったのです。
ある程度の貯金もあったし、マンションくらいは購入できるくらいでもあったので、年下の男性でもいいという気持ちもあって、求める条件としては自分の年齢の前後10歳は許容範囲ということで学歴なども問わないができることなら自分よりも優れた人であれば、それに越したことはないということで出してみたのです。
40歳くらいになると、やはりそれほど話は多くはなく、若い男性は少し年上くらいならいいけれど、10歳年上ということに抵抗もあるようでした。
きた話は45歳から50歳くらいが多く、二人ほど自分よりも年下で37歳、39歳という人がいました。
実際に会ったのは、6人ほどでした。
年下の人はやはり話をしてみると若いなと感じることが多く、年上の人の方が落ち着きがあって、話をしてみても楽でした。
結果として大阪在住の47歳の男性と付き合うことにして、年齢も年齢だったので、半年したころに結婚をすることになったのです。
それから6年が経ちますが、待望の子供も2年前に生まれて、年をとってからの子育てに戸惑いながらも幸せな生活をしています。
やはり一人でいるよりも家族がいるというのはいいものだと思っています。
子供が成人するころには私たち夫婦はかなり高齢になっているのですが、子孫を残すことができるという喜びがあります。
結婚相談所には感謝しています。

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