30歳になったときに、このままでは一人でいることになるかもしれないという思いや友達が次々結婚をしていく焦りなどが重なって、かなり気持ちとして落ちている時期がありました。
どうにかしたいという気持ちもあったのです。
私自身、見た目にも条件面でも悪いところはないと思ってはいたのですが、もうすでに相手がいるように思われることが多く、自分に合った相手に巡り合う機会がなかったのです。
そこで、雑誌やインターネット、テレビや新聞などで宣伝をしていた全国区の結婚相談所を利用することにしたのです。
出会いがたくさんあるということも期待していたのですが、結婚歴もない私にはいろいろな話がきました。
近くの人もいれば、遠くの人もいました。
もともと理系であって大阪都内の有名な女子大の出身であった私は相手に求めるものとして、理系の人で自分よりも学歴などでも優れている人が良かったのです。
できることなら、医者などを希望していました。
相談員の人から総合病院の医者の方が登録をしているという話があったので、少し期待をしていたのですが、お会いすることができませんでした。
なかなか思うようにはいかないものだと実感しました。
ほかにもいろいろな方に会うことができました。
自宅まで来られるのは嫌だったので、自分の家から少し離れた駅付近の店舗などでお茶をしながら1時間くらい話をするというのがお決まりのスタイルでした。
中には他県から来てくださる方もいたりしたことから、そういった方には少しお菓子などを持ち帰ってもらったりして対応をしていました。
最終的には20人ほどの男性と会って話をしたりしました。
ドライブに行ったりして、複数回も会ったりした人もいました。
しかし、一緒に生活をするということがイメージできる人がいなくて、結局成婚することができませんでした。
今は30代後半ですが、このまま1人かもしれないと思うことがあります。
最近は友達からの紹介というのも少なくなりました。

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