結婚相談所を使うということをずっと親に勧められていたのですが、どうもあまり乗り気ではありませんでした。
なぜなら、そんなところにお世話にならなくても自分で相手を探すことができると思っていたからです。
学生のときからある程度は付き合いをする男性が途切れることなくいたこともあって、20代のうちは余裕があったのです。
しかし、年齢が上がるにつれて、気持ちも変わるようになりました。
すでに親に言われるようになって7~8年が経っていて、気がつくと35歳を超えていたのです。
親戚からのお見合い話もあったりしたのですが、会ってみたところでも待ち合わせに時間に遅れてきたり、ドタキャンをされたり、あまり良い思いはしなかったのです。
そこで思い切って35歳になるというときには結婚相談所に申し込みをしてみたのです。
親が心配をしていて、費用は出してもらうことができました。
本当に良い出会いがあるかどうかということも不安で、期待をあまりしていない部分もありました。
申し込みをして、自分の紹介などを出してからはわりと話がたくさんきていたのです。
それほど見た目には悪くはないと思っているのですが、実際にお会いすると相手の方はそのまま付き合いにつなげたいといったことを言ってきたりしていました。
しかし、私のほうで昔付き合っていた人との比較をしてしまったりして、なかなか付き合いに発展する人がいなかったのです。
そんなことをしているうちに8ヶ月ほどが経過してしまったのです。
半ば諦めていたところで、少し興味深いお話がありました。
私は大阪の女子大の出身なのですが、当時サークルなどでかかわりのあった大学の出身の方からのお話でした。
大学のレベルなども同じ程度であり、学生時代の話をすることで意気投合したのです。
これだけいろいろな話が合うという相手は珍しいと思うくらいでした。
私たち二人は一緒に生きていくことを決めました。
特にプロポーズもなかったのですが、スムーズに事が進んで今に至っています。

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